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リフォーム業者様向けご提案

高齢者住宅改修工事向け「脱衣所天国」のご提案

1.冬場の入浴は高齢者に危険

1)入浴中の急死者数は全国で14,000人と推定

近年、高齢者社会の進展に伴い、高齢者の「入浴中の突然死」が急増していることが指摘されています。入浴事故防止対策調査研究(東京救急協会、2000年)によれば、全国の入浴中急死者数は年間14,000人と推計され、これは全国の交通事故による死亡者数より多いことが指摘されています。又、高齢化の進展に伴いその数は年々増えていくことが予想されています。

2)入浴中の急死者は高齢者に集中

国民生活センターの調査によれば、入浴中の急死者のうちの8割を65歳以上の高齢者が占めていることが報告されています。

年齢別入浴中急死者数

図1:年齢別入浴中急死者数
(「浴室内での死亡事故」国民生活センター 1998.11より)
3)入浴中の急死は寒い時期に集中

同じく国民生活センターの調査によると、月別の特徴として11月~3月までの寒い時期に集中していること、特に最も多い12月は最も少ない8月の7倍以上も開きがあることが報告されています。

月別入浴中急死者数

図2:月別入浴中急死者数
(「浴室内での死亡事故」国民生活センター 1998.11より)
4)高齢者ほど寒い時期の影響を受けやすい

又、年齢層別月別死亡件数を見ると、高齢者ほど寒い時期の影響を受けやすいことが分かります。特に、10月から3月を「寒い時期」、4月から9月を「暖かい時期」とした場合の寒い時期と暖かい時期での死亡件数の比較では、65歳未満の場合には寒い時期の死亡件数はは暖かい時期の1.9倍であることに対し、75歳以上の高齢者では3.2倍にもなることが報告されています。

年齢層別月別死亡事故件数

図3:年齢層別月別死亡事故件数
(「浴室内での死亡事故」国民生活センター 1998.11より)
5)高齢者の入浴中の死亡件数は年々増加

厚生労働省が毎年発表している人口動態統計によれば、家庭内の溺死は65歳以上の高齢者で年々増加していることが分かります。

高齢者の家庭内溺死死亡者数推移

図4:高齢者の家庭内溺死死亡者数推移
(人口動態統計1997-2008)
6)寒い地方に不慮の溺死が多い

人口動態統計によると、一般的には寒い地方の方が暖かい地方に比較して溺死が多いことが分かります。この統計には浴室以外、また若年層の事故も含まれていますが、溺死の主要ファクターとして浴室での溺死が挙げられる以上、いずれにしても寒い地方は暖かい地方に比較して浴室での突然死が多いということが言えそうです。

都道府県別不慮の溺死数

図5:都道府県別不慮の溺死数(人口動態統計2008より)
7)高齢者の家庭内死亡事故件数1位は浴室

昨今、高齢者向け住宅のバリアフリー改修工事が増えています。国民生活センターの調べでは、高齢者の家庭内での事故が最も多く発生した場所として「居室」を、設備としては「階段」を挙げています。一方で「死亡事故」が最も多く発生した場所には「浴室」が、設備としても「浴室設備」が挙げられています。事故件数からみれば「手すり」や「スロープ」の設置は重要度が高いのですが、「死亡事故」からみれば「浴室」も重要度が高いことが指摘されます。

8)諸外国に比べて日本では高齢者の浴室での死亡者数が多い

諸外国と日本を比較すると、圧倒的に日本の方が浴室での死亡が多いことが分かります。これには、諸外国と日本との入浴に関する習慣や環境の違いが大きなファクターを占めているということが言えます。

日本と諸外国の溺死の比較

図6:日本と諸外国の溺死の比較(国民衛生の動向2009より)
9)室温が寒い方が血圧に大きな変動をもたらす

国立公衆衛生院(現、国立医療科学院)の調査によると、室温が10℃、17.5℃、25℃の場合の入浴者の血圧変動は室温が10℃、すなわち寒い時の方が血圧変動が大きいことが報告されています。特に血圧の変動は脱衣直後から大きく起きていること、入浴後の脱衣所でも大きく起きていることが確認されます。

室温別入浴中の血圧変動

図7:室温別入浴中の血圧変動
(「入浴経過に伴う室温別収縮期血圧の変化」に関する国立公衆衛生院資料より)
10)入浴中の血圧変動のメカニズム

国民生活センターの発行している消費者被害注意情報では、入浴中の血圧変動メカニズムを次のように8段階に分けて解説しています。

段階 入浴行為 血圧変化 血圧変化の理由
1 脱衣 上昇 ↑ 寒い脱衣場に入る。服を脱ぐため体を動かすので、血圧は上昇する。
2 浴室に入る 上昇 ↑ 寒い所に入るので血圧は上昇する。
3 湯をあびる 上昇 ↑ 体が刺激を受けるので、血圧は上昇する。
4 浴槽へ入る 上昇 ↑ 熱い浴槽に入ることで血圧は上昇し、熱いお湯に触れてさらに上昇。静水圧の影響で心臓の負担が大きくなり、上昇する。
5 浴槽につかる 下降 ↓ 体が温まり、血管が拡大、血の流れがよくなり、血圧は下降する。
6 体を洗う 上昇 ↑ 体を動かすため、血圧は上昇する。
7 浴槽につかる 下降 ↓ 体が温まり、血管が拡大、血の流れがよくなり、血圧は下降する。
8 浴室から出る 上昇 ↑ 温まった体が急に寒い脱衣場に入るため血管が収縮し、血圧は上昇する。服を着るため体を動かすので、血圧は上昇する。
11)高齢者入浴中突然死症候群と命名

これまで見てきたように、高齢者は若年者に比較して入浴中に突然死するリスクが高いこと、寒い季節・寒い地方でそのリスクが高いこと、日本は諸外国に比べて入浴中の突然死が多いことが明らかにされました。又、入浴中には血圧が大きく変動することから、これらの要因が相まって入浴中の突然死が引き起こされるとされています。京都府立医科大学法医学の安原教授はこれらの現象を「高齢者入浴中突然死症候群」と名づけて次のような特徴を挙げています(日本医事新報 No.3996)。

高齢者入浴中突然死症候群
(SEDB - Sudeden Elderyly Death Syndrome in Bathing)
  ①65歳以上の高齢者に発生し、75歳以上で頻発。男女差はない。
②気温の低い冬に集中
③42℃以上の高温浴に長湯する場合に生じやすい
④入浴行為に伴う血圧変動と発汗による循環器系疾患や脳虚血による場合が多い
⑤欧米式のシャワーによる洗体ではなく、日本式の肩まで浴槽に入る入浴法で生じやすい
⑥脱衣場と浴室との極端な温度差のある住宅構造で生じており、建築災害としての側面もある
12)高齢者入浴中突然死症候群の防止法

東京救急協会の行った入浴事故防止対策調査研究(委員長:㈶東京都老人総合研究所看護ヘルスケア研究部長 高橋龍太郎)は、以下の5項目を提言しています。中でも特に、「安全な浴室・浴槽の設備として、浴室暖房が入浴中急死の予防策として、確実に有効である」としています。

事故防止の5項目の提言
  ①湯温は39~41℃くらいで長湯をしない。
②脱衣場や浴室の室温が低くならない工夫をする。
③食事直後や深夜に入浴しない。
④気温の低い日は早めに入浴する。
⑤心肺の慢性疾患や高血圧症を持つ人では半身浴が望ましい。
13)脱衣所天国が高齢者入浴中突然死症候群の防止に

200V 2,200Wのハイパー暖房を誇る脱衣所天国は、わずか2分で室温を10℃も上昇させます。脱衣所のような滞在時間の短い部屋を10分もかけて予備暖房を行うのは手間の面からも費用の面からも省エネの面からもお勧めできません。ハイパー暖房の脱衣所天国はスイッチを入れてすぐに温風が吹出すため、短時間で脱衣所を暖めることができます。

脱衣所天国による脱衣所の温度上昇変化

図8:脱衣所天国による脱衣所の温度上昇変化(HEATEC調べ)

 

 

2.高齢者向け住宅のリフォームが進展

1)新設住宅着工件数の大幅減少

2009年はリーマンショック以降の景気後退を反映し、新設住宅着工件数は過去30年で最低の水準である78万8千戸と、住宅業界の多くが下限値として設定している100万戸を大きく割り込み、又、なかなか回復の兆しが見えてきていないことはご案内の通りです。

新設住宅着工件数推移

図1:新設住宅着工件数推移(住宅着工統計2009より)
2)リフォーム工事は伸びている

国土交通省の調査(建築物リフォームリニューアル調査報告-平成21年度上半期受注分)によれば、住宅に係る工事の受注件数は前年度比プラス19.6%の伸びを示しています。この中で特に「省エネルギー対策」のプラス46.7%と「高齢者・身体障害者対応」のプラス25.5%が群を抜いて伸びています。

3)65歳以上の高齢者が人口に占める割合は増加

65歳以上の高齢者が人口に占める割合は年々増加の一途を辿っています。その分、高齢者向け住宅のマーケットが将来に渡り拡大していくことが予想されます。

65歳以上人口の推移

図2:65歳以上人口の推移
4)高齢者の持ち家比率は8割以上

日本の統計によれば65歳以上の高齢者の持ち家比率は他の年齢層に比較して相対的に高く、8割を超えています。

家計を主に支える者の年齢と住宅の所有の関係

図3:家計を主に支える者の年齢と住宅の所有の関係(日本の統計2010より)
5)高齢者の居住する住宅は築年数20年以上が8割

高齢者の居住する住宅は住宅・土地統計調査によれば1990以前に建築された住宅が8割にのぼります。一方で65歳未満の世帯では築20年以上の住宅は全体の47%と半分以下になります。

年齢層別建築の時期

図4:年齢層別建築の時期(平成20年住宅・土地統計調査より)
6)築年数の古い住宅ほど高齢者向けの設備が導入されていない

平成20年住宅・土地統計調査によると、築年数が古い住宅の約4割は高齢者向けの設備が全く導入されていないとされています。これから高齢化が進展していく中で、築年数が20年以上で高齢者が居住する住宅への高齢者向け設備の導入工事が増えていくことが予想されます。

建築の時期別高齢者向け設備の導入状況

図5:建築の時期別高齢者向け設備の導入状況(平成20年住宅・土地統計調査より)
7)高齢者の6割が現在の住宅に住み続けたいと考えている

高齢社会白書は、89.3%の高齢者が現在の住宅に「満足」又は「ある程度満足」しているとの報告をしています。又、6割を超える高齢者は、将来虚弱化した場合でも現在の住宅に住み続けたいと考えていることが分かりました。

虚弱化した時に望む居住形態

図6:虚弱化した時に望む居住形態(平成22年版高齢社会白書より)
8)高齢者住宅のリフォーム工事が増えていくことが予想される

これまで見てきたように、高齢者の住宅には多くの特徴があります。

高齢者住宅の特徴
  ①持ち家比率が高いこと
②築年数の長いものが多いこと
③高齢者向けの設備が設置されていないこと
④現在の住宅に住み続けたいと考えていること
⑤高齢化は益々進展していくこと

つまり多くの高齢者は「現在の住宅に住み続けたい」と考えているが現在の住宅は「設備が整っていない」。築年数が長くなってきているのでリフォーム適齢期にあると言え、持ち家比率も高いことからリフォーム工事を行うことへの支障は少ない。そして、これから高齢化は益々進展してく。これらのことから、高齢者住宅のリフォーム需要が増えていくことが予想されます。

 

 

3.脱衣所天国を高齢者住宅リフォーム工事のフロントエンド(入口)商品に

1)高齢者の消費被害相談件数のワースト1は家庭訪販に関するもの

消費生活センターに寄せられた70歳以上の高齢者の消費者被害に関する相談は2004年度に年間10万件を超え、2009年度は12万2千件にも達しました。その中で最も多くの相談が寄せられる内容は家庭訪販によるもので、全体の1/6を占めます。そして一部の悪徳リフォーム業者が高齢者相手に詐欺的商法を行っていることや、そのことに対する不安が消費者に広まっていることはご案内の通りです。

高齢者の消費被害の手口

図1:高齢者の消費被害の手口(消費生活センター調べ)
2)消費者がリフォーム業者を選ぶ基準

消費者がリフォーム業者を選ぶ際の基準としては約半数の消費者が「他のユーザーの評価」「実績」「提案力」を挙げていることが分かります。

消費者がリフォーム業者を選ぶ基準

図2:消費者がリフォーム業者を選ぶ基準
(「2010年度リフォームに関する意識調査」ホームクリップより)
3)リフォーム業者を知った媒体

消費者がリフォーム業者を知った媒体として、最も多く挙げられたのは「紹介」でその次が「前回の発注先」でした。先のリフォーム業者を選ぶ基準と合わせて考えてみると、消費者は安心して頼める業者に依頼しようとしていること、裏を返せば一見のリフォーム業者には不安を感じていることが分かります。

リフォーム業者を知った媒体

図3:リフォーム業者を知った媒体
(「住宅リフォーム実態調査報告書・平成21年度版」-住宅リフォーム推進協議会 より)
4)新規お客様を開拓するためには

今後リフォーム業界が進展していく期待が持たれているとはいえ、どのように新規お客様を開拓していくか、ビジネスモデルは必要です。先に挙げた通り、多くの消費者は「紹介」や「前回の発注先」にリフォームをお願いしている傾向が強いのです。特に高齢者をターゲットにした一部の悪徳リフォーム業者の存在が、業界全体の発展を阻害している側面もあります。つまり、リフォーム業界の大きな悩みのひとつは「業者が消費者から信用されるまでのハードルが高い」ということです。そのような環境の中でチラシを配布しても、効果が低くなるのは仕方の無いことかもしれません。一方で、一度信用を得ることができればそのお客様からの「紹介」や「次回発注」が期待されるのも事実ですから、いかに信用を得るまでのハードルを下げるか、がポイントになります。そこで登場するのがフロントエンド(入口)商品の設定です。

5)フロントエンド商品

多分、既に多くのフロントエンド商品を設定されていることだと思います。「目玉商品」や「ご来場感謝の粗品」、最近ですと各種小冊子の配布なども行われているのではないでしょうか。これらフロントエンド商品でお客様に信用して頂く、一度経験して頂く、という戦略が非常に有効であることは皆様もお気づきの通りかと思います。ところで、これらのフロントエンド商品、マンネリ化していたり、同業他社との差別化に困っていたりはしませんか?ここで簡単にフロントエンド商品に求められる要素をまとめてみます。

フロントエンド商品に求められる要素
  ①価格が明朗な商品
お客様はリフォーム業者に対して不安を感じていることを思い出してください。会社によって提示する金額がまちまちであるとお客様は混乱し、不安になります。フロントエンドとしては標準価格のある商品を扱う方が、お客様の不安を解消しやすくなります。 ②手離れの良い商品
フロントエンド商品を買ったお客様の全てがバックエンド(本当に売りたい商品)商品を買ってくれる訳ではありません。であれば、フロントエンド商品に手間隙をかけるのは本末転倒です。できるだけ手離れの良い商品をフロントエンド商品に設定することは、全体の効率から見て重要です。 ③安売りだけではない商品
いわゆる定番商品を安売りしてフロントエンド商品にすることはよくあります。確かにその瞬間の集客は成果を出せますが、果たしてバックエンドで期待される利幅を取れるでしょうか。お客様の心理からすれば、一度安売りをしてしまうと「ここは安い店だ」という認識だけ残ることになり、バックエンドで利益を取ろうとすることがかえって不信感を招いてしまう原因になりかねません。結果として、フロントエンドで安売りをした多くのケースで、バックエンドでも安売りに繋がっています。 ④お客様に喜んで頂ける商品
そして、一番大切な要素ですが、「買って良かったと」思ってもらえる商品であること。お客様の信用を得るためのフロントエンド商品です。その商品を実際に購入し、体験することがリフォーム業者の評価に直結します。「良い商品を付けてもらった」と思ってもらえることが、次の成約に繋がります。
6)御社のフロントエンド商品のひとつに「脱衣所天国」を

HEATECの提案する「脱衣所天国」は、リフォーム業者様のフロントエンド商品のひとつとして最適です。簡単な取付工事ですぐに設置できるため手離れが良いのが特徴ですが、他に類の無い商品ですから価格競争に陥る心配もありません。その上、2,200Wのハイパー暖房で「高齢者の入浴中の突然死を防止する」という、高齢者住宅向けアピールポイントにも繋がります。

 

これから高齢者住宅向けのリフォーム市場が進展するであろうことは先にご案内の通りですが、そのマーケットを確実に拾うためにはフロントエンド商品の存在は不可欠です。是非、HEATECの「脱衣所天国」」を御社のフロントエンド商品に加えて頂きバックエンドとしての各種バリアフリー工事等に繋げて頂ければと考えております。