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HEATECのものづくり

国内・海外生産拠点

HEATECは日本国内(神奈川県鎌倉市)と中国(広東省中山市)にそれぞれ製造工場をもっています。日本と中国、それぞれの特性を活かして2つの拠点を融合して生産を行うことにHEATECの特徴があります。今や製造業は中国調達のコストを無視することはできなくなってきていますが、一方で品質やロットの問題を抱えているのも事実です。HEATECはは中国工場での品質やロットの問題を解決しながら中国での調達のメリットを活かした生産をしております(HEATECの品質管理については「ISO9000に基づく品質管理」のページ、小ロットでの調達については「小ロットでの低価格調達」のページ、中国での調達については「日本で打合せ・中国で調達」のページをご参照ください)。

中国で生産するか日本で生産するか。多くの企業が頭を悩ませるところです。単価の高い商品は日本で生産し、安い商品は中国で、というのも一つの回答ですが、中国と日本それぞれに向く生産方式という観点から検討してみるのも重要です。

生産方式には大別するとライン生産とセル生産があります。大雑把な表現をすれば、ライン生産は単純作業工による多量生産に向き、セル生産は多能工による多品種生産に向くと言えます。

 

ライン生産とセル生産

図

ライン生産

ライン生産は自動車製造の現場等に象徴されるように、ライン上を商品が流れており、ラインについている作業者がそれぞれの作業を商品に加えていくことで生産する方式です。作業者は少ない種類の限られた作業に特化しており、複数の作業は原則として行いません。この方式の最大の特徴は作業者が一定の習熟度に達するのが早く作業者の代替が効きやすいことが挙げられます。

 

セル生産

セル生産は、セルと呼ばれる現場で生産する方式です。セル生産ではライン生産とは異なり作業者がセルの中を移動しながら複数の作業を行い、商品(若しくは半製品)を完成させます。従って作業者には高い能力が要求され習熟するのに時間がかかりますが、多品種の生産に向きます。

 

ヒーテックでは商品の特性・ロット数・コスト・納期等、複合的な要因を見極めながら、ライン生産を行う中国工場とセル生産を行う日本工場を併用し、お客様の要求に適った商品製造の現場を実現しております。

 

 

国内工場(鎌倉工場)

 

Ofuna 神奈川県の鎌倉に1フロア500平米、3フロア合計1,500平米の工場です。1F、2Fのフロアは組立ライン、3Fは倉庫スペースになっています。鎌倉工場は主にアセンブリラインから構成されており、国内/海外の協力会社や中国工場で生産した部品の最終組立・検査を行い、お客様の元へ商品を出荷します。
ヒーテックではいくつかの商品において、複数のバリエーション展開をしています。例えば1口IHクッキングヒーターには100Vタイプの商品と200Vタイプの商品があります。シャシーやトップは同じ部品を使用していますが、基板や電源コードは100Vと200Vでタイプに合わせて違う部品を使用します。多品種生産を効率良く行うために、できるだけ部品の状態で在庫をしておき、出荷予定に合わせて最終アセンブリを行っています。

 

中国工場(中山日鴻技術有限公司)

 

China 中国広東省に1フロア1,200平米、5フロア合計6,000平米の工場です。1Fはプラスチック成形ライン、2F、3Fは製造ライン、4Fは倉庫スペース、5Fは社員寮となっています。

中国工場では主に

・組立加工

・プラスチック成形

・プラスチック接着加工

・プラスチック塗装加工

・中国調達部品検査

・中国調達商品検査

等の作業を行っています。中国工場では日本と比較して圧倒的に安い人件費を活かして労働集約的な作業を中心に行います。特に、中国の協力会社に製造してもらう部品の受入検査を行うことは大変重要な中国工場のミッションであり、一般的に不良率の高い中国部品を輸出前に全数検査することにより、不良品の日本への流入を防いでいます。